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by otkortho
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<   2005年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

初代貴乃花 逝く

初代貴乃花関(本名 花田 満)が口腔底癌でなくなった。私より三つ年上だが、未だ若い。
私の小さいころは、各家庭にTVはなく、お金持ちの魚屋さんや、酒屋さん、土建屋さんにしか置いていなかった。そのころの相撲は国民的大人気で、栃の海、若乃花の全盛期であった(栃若時代)。その後、両横綱が引退し、代わって大鵬の時代となって行った。大鵬の時代は長く続いたが、少し衰えが見え始める頃、新しいヒーローとして貴乃花が現れた。大人気の若乃花を彷彿させる粘り腰と、細い体で大きな男たちを倒す相撲が大いに感銘を与えた。負けた場合も溜息が出るほどで、日本人の《判官贔屓》と表現された(義経人気が今なお衰えないのは、悲劇のヒーローだからであろう)。大関どまりで横綱になれなかったが、心を鬼にして二人の息子を横綱に育てた。
 兄である初代若乃花が、弟である満氏を入門させる時に、「兄と思うな。敵と思え。」は、二人の子供に対して「親と思うな。これからは師匠と弟子の関係」として厳しく育てたのと同じであった。若乃花は「人間、辛抱」と頑張ってきた。しかし、辛抱だけでは、癌には打ち勝てなかった。
 心からの冥福を祈ります(写真は二代目貴乃花)
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by otkortho | 2005-05-31 14:26 | スポーツと医療
日本口蓋裂学会が、5月の25日、26日の二日間、東京の文京シビックホールで開催されました(主管:東京医科歯科大学 大山紀美栄教授)。
 テーマは「口唇口蓋裂の原因・治療・予後」でしたが、会員のポスター展示部門でかづきれいこ氏が、《リハビリメイクの精神心理学的アプローチ》の演題を発表されました。口蓋裂などでお顔の傷や変形などで悩んで、あるいは美しくなることを諦めていらっしゃる患者さんにとって元気の出るお話でした。結論は、リハビリメイクが精神心理学的な効果を有し、患者のQOL向上および社会復帰支援に対して有効であるとのことです。彼女は、今回博士号を取得されました。
 b0062167_1935948.jpgさすがに講演等でなれているだけあって、司会(座長という)の分までしゃべり、質疑応答を取りしきっていました。
 感想:顔はポッチャリして年齢相当の感じ(失礼)でしたが、足は細くて姿勢は良く、タイトスカートがお似合いのとても元気ハツラツの女性でした。勿論、綺麗でした。
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by otkortho | 2005-05-27 19:12 | 美容

相撲と歯の移動

相撲も中日.相撲で勝つには、相手を投げたり、土俵の外に出す必要がありますね。投げるには相手の重心を変えなければ、ずっと安定したままでびくともしません。重心の位置とこちらが力を与える点(力点)のバランスが大切です。
 さて、矯正による歯の移動は、移動の仕方でいくつかの種類があります。最も単純な歯の動きは傾斜です。お相撲さんが強烈なツッパリをして、相手を仰け反らせ後退させるのと同じです(写真左)。海岸で砂浜に杭を打ち込んで押しますと、杭は平行に移動せず押した方向に傾斜してしまいます。矯正では歯を抜いて隙間を空けて、そこに歯を移動して凸凹を解消しています。ここで重要なのは、歯の移動が頭の部分(歯冠部という)だけではなく、歯の根の部分(歯根部という)も同時に動かすことです(平行移動、図右)。そうしなければ、歯が傾いて並んでしまい、解剖学的にも機能的にも不適切な状態となります。では、歯根も一緒に動かす最も優れた方法といいますと、現状では前回にお見せしたレール理論(ブラケットとワイヤー)の装置しかありません。
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 最近、日本でも紹介されるようになりましたマウスピース型の取り外し式装置《目に見えない装置、Invisible....》があります。これは、ワイヤーを使わずに、予め歯をある程度並べた状態で装置を作製し、その装置の型に合うように歯を誘導していくものです。原理は装置の変形(装着時に装置が歯に適合するように歪む)を矯正の力に置き換えようとするもので、歯の移動量が多い場合は、数回に分けて装置を製作する必要があります。勿論、この世には目に見えないというものは沢山ありますが、これは装置ですので見えます。そして、歯冠部にしか力がかかりませんから、歯の根の方までしっかりとコントロールできるものではないのです。また、丸い形をした歯の捻れを直すには限界があります。残念ながら症例を選ぶ必要があり、万人向けの理想的な装置ではないのです.
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by otkortho | 2005-05-15 16:54 | 歯科矯正

矯正と白鳥

ゴールデンウイークも終わって、そろそろ五月病も出てくるシーズンです。環境が変わって些かストレスを感じている方も少なくないでしょう。
 さて、本日は動物園や行楽地などでよく見かける白鳥のお話を。白鳥の優雅な姿・動きと裏腹に、水面下では活発に足を動かし推進力としています。何事も表と裏があり、見えないところでは努力している喩えとして使われていますね。
 矯正治療の本場アメリカでは矯正治療が定着したものとなっています。普通の方は勿論のこと、芸能界に及ばず政治家など多くの人の目に触れる職業の人は、デビュー前に矯正をしています。日本に比べると費用は安いですが、日本人みたいに矯正治療をしているのを隠そうとはしません。日本人は《恥の文化》に育つと言われますが、歯並びの悪いことは恥でもなく、また、歯並びやお口の健康に意義を認め、投資をしているにも係わらず、周りに気づかれないようにしています。竹村健一氏曰く『日本の常識は世界の非常識』としたら言いすぎでしょうか?
 矯正装置に対する問題点として、《目立つこと》が挙げられています。これを解決するのがリンガル矯正装置(図)です。表からは一切見えません。しかし、歯の裏側の装置ですから、しゃべる際に障害になったり、治療する我々も歯の表側に付けた場合に比べると、狭くて見えにくい所ですから大変苦労します(料金も高いです)。今、静かなブームで希望される患者様は右上がりに増えています。
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 最後に、アンデルセンの童話に《醜いアヒルの子》という物語があります。白鳥の子供が親から離れてしまって、アヒルの子として育てられ(アヒルの仲間からすると、少し毛色の違う醜いやつ)、成長するに従って綺麗な白鳥になるものです。歯科では、子供の前歯が乳歯から永久歯に生え変わった時期は、《隙つ歯》の醜い状態ですが、徐々に前歯の交換が進み、歯の本数も増えると隙間が閉じて綺麗な歯ならびとなります。このような時期を《醜いアヒルの子の時代》と呼んでいます。
 今日のTVで今年も三井物産の屋上で、カルガモの雛がかえったと報じていました。もうすぐさわやかな五月が終わり梅雨のシーズン。
 
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by otkortho | 2005-05-13 13:10 | 歯科矯正

院内ツアー

クリニックの一部をご案内します.本クリニックの特徴として,①デジタル化された診療システムの導入があります(上段左写真はレントゲン撮影装置,上段右は,デジタルレントゲン写真のため,現像のプロセスが不要で撮影と同時にモニターで閲覧できます).さらに,b0062167_0375430.jpg
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患者さんのレントゲン写真の他,顔面や口腔内写真もデジタル化されており,診療台に設置したモニターで閲覧できます.勿論,カルテもデジタル化されています.
 こちらは受付と待合室です.待合室では,ノート型コンピュータを設置し,インターネットのアクセスや治療の予約も可能です(下段左右).
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by otkortho | 2005-05-07 00:46 | 歯科矯正
連休も後半.先週の痛ましい脱線事故が起きたこの時期に話題としては相応しくありませんが,歯科矯正治療における歯の移動は,レール上を走る電車の動きに例えられます.
 最近,読売新聞で新しい装置として,《ワイヤを固定しない矯正》で『歯の痛み少なく,短期間で』と紹介されていました.矯正で歯を動かす場合,歯の表面に矯正装置(ブラケット)を接着剤で固定します.次いで,ワイヤを通し,このワイヤー上で歯を滑らせて歯を移動させます.つまり,ワイヤがレールで,レール上を走る電車がブラケットの関係となります.レールがまっすぐであれば,摩擦が少なくなり相対的に電車は過分なパワーを必要としません(治療によりワイヤーはより太く,硬くして直線化していきます).
 しかし,矯正の場合,動かしたくない歯と動かしたい歯とが存在し,動かしたくない歯には大きなブレーキが必要です.単に,摩擦が少なければベストとはいえません.歯を三次元的にコントロールして動かすには,摩擦が必要な場合もあります(図左はブラケット,右はブラケットにワイヤが通っている状態を示しています)b0062167_20152623.jpg
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**JR西日本の福知山線脱線事故でお亡くなりになられた皆様には心からお悔やみと,負傷された方々には一日も早い回復を願っています.
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by otkortho | 2005-05-04 20:17 | 歯科矯正

八重歯は可愛いですか?

職業がら人の口元が気になります.我国では数年前に歯のホワイトニングがブームになりました.ブームはアメリカが発祥の地ですが,最近ではTVなどで来日する韓国のスターや日本人の新庄選手(日ハム)の際立った歯の白さを見ることができます.しかし,歯を白くしても,ニコッと笑ったときの八重歯(やえば)や歯並びの悪さは魅力半減です.
 15年近く都内某衛生士学校の一年生を対象に『歯並び』に関するアンケート調査を続けてきましたが,半年間の歯科の教育を受けた学生でも‘八重歯は可愛い’とする意見は少なくありません.諸外国を見ると,欧米では《ドラキュラ》を想像させる,隣国の中国,韓国でも《鬼歯》と呼ぶなど,よく思われてはいないようです.我国の女性の仕草に《口元を手で隠す》というものがありますが(現在の若い女性はほとんどしなくなった),何故でしょう? 日本の文化を《恥じらいの文化》と唱える人もいます.
 時代が変われば,価値観も変わります.不思議なことは,ほとんどのアイドル歌手が一定の年齢を過ぎると八重歯を治すのはどうしてでしょうか? 皆さん,八重歯は可愛いですか?
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by otkortho | 2005-05-03 07:42 | 歯科矯正