スマトラ沖地震の犠牲者 遺体掘り返し歯科的データ収集
2005年 01月 13日
掲題の日本人犠牲者の身元特定作業をタイ南部で続けている橋本助教授(東京歯科大学)が,12日の記者会見で日本人15~20人の家族から鑑定依頼と情報提供があったことを明かにした.
同助教授は,警視庁の派遣した鑑識の専門家とともに,この半月で数百体の遺体を調べている.DNA鑑定では時間がかかるため身体的特徴から身元を確認することを目的としているが,各遺体安置所のパソコンのデータは不十分で,遺体保管場所の不足から土中に埋めた遺体を掘り起こすようタイ当局に要請した.800遺体から歯科カルテや着衣,指輪など親族から収集したデータをもとに日本人5人を確認している.
橋本助教授によると,「歯科的データを集めるには後一ヶ月程度かかるのではないか.親族らからの情報提供が最も重要だ」としている.
同助教授は,警視庁の派遣した鑑識の専門家とともに,この半月で数百体の遺体を調べている.DNA鑑定では時間がかかるため身体的特徴から身元を確認することを目的としているが,各遺体安置所のパソコンのデータは不十分で,遺体保管場所の不足から土中に埋めた遺体を掘り起こすようタイ当局に要請した.800遺体から歯科カルテや着衣,指輪など親族から収集したデータをもとに日本人5人を確認している.
橋本助教授によると,「歯科的データを集めるには後一ヶ月程度かかるのではないか.親族らからの情報提供が最も重要だ」としている.
by otkortho
| 2005-01-13 06:05
| 自然