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officeを開くまでの準備


by otkortho
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めずらしい国からの患者さん

今日,珍しい国から患者様がいらっしゃいました.既に矯正装置(マルチブラケット装置)を装着中で,左下の奥歯の装置が外れたとのことです.
 受付のT嬢から「外国の方です」と言われたので,待合室を見るとそこには色の黒い,しかし日本の制服を着た女の子がいました.診療室に入ってもらいますと,日本語が少し出来ましたので安心しました.お話を伺うと,南米のペルーの方で,お母さんが五反田にある領事館で働いておられ,おじいさんも一緒に日本にいらっしゃってるそうです.そして現在,日本の中学校に通っており,矯正は3ヵ月おきにペルーに帰り治療を受けているとのことでした.私のクリニックには,彼女がインターネットで検索して来られました.
 私のペルー感は,都会というよりも田舎で,町は高地にあり,風呂に入るといった風習はなく,皆,顔や髪が汚れたよう黒い,でした.そして,ペルーと言えば,インカ帝国,ナスカの地上絵,マチュピチュ,ぐらいしか思い浮かびません.そう「エル・コンドルパーサ」という有名な音楽もあります(認識不足を笑われそうです).
 めずらしい国からの患者さん_b0062167_18385148.gif
自分勝手で大変失礼ですが,そんな所で矯正をする人がいるなんて想像もつきませんでした.きっと,身分の高い裕福な家庭なのかもしれません.装置の壊れた所を修復し,お母さんにはスペイン語で「べナスノーチェス」と挨拶しました.私のラテン音楽(歌謡曲)好きが役に立ちました.
by otkortho | 2007-10-23 18:45 | 社会